ロケ地紹介Part4


2日目、朝食を済ませるとすぐにホテルをチェックアウトしました。写真は鞆シーサイドホテルです。映画の中に「山の上のホテル」が登場しますが、鞆の浦にあるホテルの中ではこのホテルが一番外観が似ていると思います。
ホテルの出入口付近にポニョの記念撮影用ボードがありました(写真右)。


朝、スクーター型の電動式車椅子で犬の散歩をするお年寄りです。鞆の街では、電動式車椅子で移動するお年寄りをたくさん見ました。そういえば、映画の中でもトキさんが電動式車椅子を使っていましたね。


鞆の浦には都市ガスが通っていないようで、各世帯でプロパンガスが使用されています。宗介の家もプロパンガスを使っています。


医王寺への参道です。1日目の夜もここを登ったのですが、この坂を登るのはかなりきついです・・・。


医王寺からの鞆の浦の眺望です。医王寺は鞆の浦を代表する撮影スポットで、ここからの風景が最も有名なんじゃないでしょうか。前ページの夜景もここから撮影しました。医王寺は826年に空海により建てられたと伝えられています。


ほとんどの観光客は医王寺からの景色を眺めて引き返しますが、私はさらに上にある太子殿を目指しました。道は階段状になっていましたが、脇に写真右のようなお地蔵様が何体もありました。太子殿は医王寺の裏山の中腹にあります。


太子殿に到着。鞆の浦滞在時、宮崎監督は天気のいい日は毎日のようにここまで登っていたそうですから驚きです。
鞆の浦から数キロ離れた阿伏兎観音まで徒歩で行くこともあったそうですし、監督は健脚で歩くことが好きなんですね。そうやって歩いているうちに凡人は気がつかないイメージの断片を発見し、映画に生かしていくのでしょう。


太子殿からの鞆の浦と仙酔島の眺望です。手前の木の枝が少し邪魔をしますが、ここからの景色も素晴らしいですね。


私は太子殿からさらに上を目指しました。なぜなら、この先に後山公園があって、そこはポニョのラストシーンに出てくる公園のモデルになっているからです。写真のように道は本格的な登山道になっていて、クモの巣もたくさん張ってありました。観光客はおろか地元の人もほとんど通らない道なんでしょうね。私はもともと登山を趣味の1つにしていたので、こんな道を登るのは大好きです。


登山道を登りきると、福山グリーンラインが見えてきました。ここが鞆の浦の裏手にある山の尾根にあたります。


登山道を出てグリーンラインを北に200m程進んだところに、「瀬戸内海国立公園後山」があります。通称は「後山公園」です。「崖の上のポニョ」の終盤、「ひまわりの家」の人々は「前山公園」に避難しています。


公園には東屋がありました。トキさんがここから宗介を呼ぶシーンが映画の後半にあります。


公園には展望台もありました。2007年3月放映の「プロフェッショナル 仕事の流儀」において、写真右の階段を昇って展望台から景色を眺める宮崎監督の姿が撮影されています。監督はカメラを避けようとしていましたが(笑)。


展望台からの眺めです。仙酔島は見えますが、手前の木々が邪魔になって鞆の浦を見ることはできません。


平日の午前中とあってか、公園には私以外誰もいませんでした。写真の左方に東屋が、右方に展望台があります。


再びグリーンラインに戻り、今度は南へと進みます。グネグネ曲った木々に囲まれた道は、リサカーが置いてあった山の上の道に似ています。実際、この道も尾根の上を走っているので、「山の上の道」と言えますね。


しばらくすると視界が開け、眼下に瀬戸内海の景色が広がります。映画でも、オープニング直後に山から見た海の景色が登場します。宮崎監督もグリーンラインからのこの景色を目に焼き付けたのでしょうね。


鞆平地区から山の上まで電線が伸びていました。映画でも、麓の街から山の上まで送電線が伸びています。


グリーンラインは尾根上を走っているので、鞆の浦から山を隔てて反対側に位置する沼隈地区も眺めることができます。


やがてグリーンラインは尾根を外れ、下り一辺倒になります。しばらくするとトンネルが見えてきました。宗介とポニョも、公園に辿り着く前にトンネルを通りました。映画のトンネルは交互通行しなければいけない程道幅が狭く、落書きが目立つ古いトンネルでしたが、実際は新しくてそれなりに広いトンネルでした。鞆の街の交通事情とこのトンネルを組み合わせたのが映画のトンネルだということなのでしょうね。写真左が山側の出口、写真右が街側の出口です。


トンネルを過ぎてしばらくすると、グリーンラインは広島県道47号線と合流します。ここがグリーンラインの起点ですね。
右が沼隈方面、左が鞆の浦方面です。トンネルとこの丁字路の間に阿伏兎観音へと続く遊歩道の入口があります。
せっかくなので、阿伏兎観音まで足を延すことにしました。

次のページでは、阿伏兎観音と仙酔島を紹介します。


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