ロケ地紹介:オープニング〜夏休み1日目

このページでは、「耳をすませば」の制作において参考にされた聖蹟桜ヶ丘とその周辺の風景を、映画のシーン順に紹介していきます。
写真は映画のシーンと出来る限り同じ構図で撮影しました。
撮影期間は2009年8月から11月で、作中の季節に合わせて撮影しています。

聖蹟桜ヶ丘および多摩丘陵は高畑監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」でも参考にされています。
多摩市和田にはアニメーション制作会社「日本アニメーション」のスタジオがあり、高畑勲、宮崎駿、そして近藤喜文監督は一時期、ここに勤務して「母をたずねて三千里」、「赤毛のアン」などの名作を生み出しています。
彼らが勤務していた時期にはこの界隈の宅地開発が進んでおり、そのことが後に「平成狸合戦ぽんぽこ」、「耳をすませば」へと繋がっていったのかもしれません。

説明文の後の「時間」は、「耳をすませば」DVDの該当箇所の時間を基にしています。
「フィルムコミック」は、「アニメージュ コミックス スペシャル フィルム・コミック 耳をすませば」(1995年、徳間書店発行)の該当箇所の巻数とページ数を基にしています。



オープニングの駅前の夜景です。聖蹟桜ヶ丘OPAから撮影しました。
作中の映像は上空から駅周辺を俯瞰しているものなので、写真とはアングルが違います。
(時間:0分44秒)


駅近くからいろは坂方面を望むシーンです。
作中では正面にいろは坂が描かれていて、山も結構な高さがありますが、実際は山はそこまで高くなく、
いろは坂もやや右側にあります。
(時間:0分50秒)


タクシーが坂をこちら側に上ってくるシーンです。
ほぼ作中と同じですが、作中では街路灯が道路の左側にあり、右側に歩道はありません。
(時間:0分55秒)


オープニングの地球屋の登場シーンです。
坂の上に民家が建っている構図は同じですが、地球屋のようなデザインの建物は存在しません。
(時間:1分01秒)


地球屋のテラスから見た街の眺めです。
作中では眼下に大栗川が流れ、遠方には多摩川が見ることができます。
現在は川崎街道沿いに高い建物が増えたので、多摩川は見えにくくなっています。
(時間:1分05秒)

オープニングは1分13秒あたりから雫が住む団地の最寄駅である向原駅へと切り替わります。
市立図書館、いろは坂、地球屋の最寄駅は杉の宮駅であるわけですが、「耳をすませば」制作にあたって宮崎駿さんが描いた地図を参考にすると、杉の宮駅が聖蹟桜ヶ丘駅、向原駅が百草園駅に相当します。


というわけで、実際にロケハンが行なわれたかは不明ですが、百草園駅周辺にも足を伸ばしてみました。
駅舎はだいぶ違いますが、駅のすぐ側が踏切になっているのは作中と同じです。
(時間:1分13秒)


作中では向原駅のすぐ前にファミリーマートがありますが、百草園駅から北に100M程のところにもファミリーマート百草園駅前店が存在します。
(時間:1分28秒)


しばらくすると雫が階段を登り、少年達に挨拶して自分の住む団地へと帰っていきます。
愛宕団地に階段と団地が作中と似たような位置関係にある場所があったので撮影しました。
作中では写真と違って、看板と階段の距離はもっと近いです。
(時間:1分48秒)


雫が団地の裏の入口から中へと入っていくシーンです。
愛宕団地に同じような構図の場所があったので撮影しました。
作中では建物と植え込みの間にバイクが置かれています。
写真では階段が時計回りなので入口が左側ですが、作中では反時計回りなので入口が右側になっています。
(時間:1分55秒)


団地の踊り場です。ここで雫とおばさんがすれ違い、挨拶をかわします。
(時間:1分58秒)


ここからは夏休み1日目のシーンです。


オープニングから夜のシークエンスが終わり、翌朝の団地と給水塔の風景です。
給水塔は作中のそれより大きく、同じアングルで団地と一緒に1枚の写真に収めるのは結構苦労しました。
(時間:4分22秒、フィルムコミック:第1巻P18・3コマ目)


団地の雫の部屋からの丘の眺めです。
サミットストア東寺方の屋上から愛宕団地のある丘を撮影しました。
丘の右側に送電線があるところが似ているので撮影しました。
(時間:5分08秒、フィルムコミック:第1巻P21・4コマ目)


丘の上を走る送電線です。映画に登場する送電線もこんな形をしていました。
作中では飛行船が飛んでいます。
(時間:5分15秒、フィルムコミック:第1巻P22・2コマ目)


雫が団地から出てくるシーンです。
階段の回り方が反対なのは前の写真でも触れましたが、自転車置き場の位置も左右逆になっています。
しかし、雰囲気はほぼそのままですね。
(時間:5分30秒、フィルムコミック:第1巻P23・3コマ目)


送電線をほぼ真下から見たカットです。
(時間:5分41秒、フィルムコミック:第1巻P24・1コマ目)


雫が団地から学校に行く際に横切る道路です。
三叉路になってるのは作中と同じですが、角に「らあめん明明」は存在しません。
右側の通りは映画公開当時は2車線で作中と雰囲気が似ていたのですが、拡張により4車線になってからは当時の面影はかなり薄れています。
(時間:6分08秒、フィルムコミック:第1巻P25・3コマ目)


[次ページ]
メニュー
あらすじ
解説
登場人物
用語集
豆知識
声の出演
スタッフ
ロケ地紹介
<シーン別>
OP〜夏休み1日目
夏休み2日目
2学期
晩秋
<スポット別>
<聖蹟写真集>
ソフトリスト
書物リスト
リンク