ロケ地紹介:晩秋

このページでは、「耳をすませば」の制作において参考にされた聖蹟桜ヶ丘とその周辺の風景を、映画のシーン順に紹介していきます。
説明文の後の「時間」は、「耳をすませば」DVDの該当箇所の時間を基にしています。
「フィルムコミック」は、「アニメージュ コミックス スペシャル フィルム・コミック 耳をすませば」(1995年、徳間書店発行)の該当箇所の巻数とページ数を基にしています。


季節は晩秋へと移り変わり、雫は自分の書いた物語を西司朗に読んでもらい、帰りには家まで送ってもらいます。
そして、西の運転する車が団地の前で停まるシーンです。
団地の見える角度が同じで、画面中央に標識があり、そこから小路が分岐しているところまで一緒です。
作中の標識は丸いですが、実際には三角形の標識が立っています。また、作中では小路の左右両側とも植え込みになっていますが、実際には小路の右側は塀に、左側は柵になっています。
(時間:99分07秒、フィルムコミック:第4巻P102・1〜2コマ目)


雫が車から降りるシーンです。
標識と樹木の位置関係は逆ですが、道路の反対側に作中と同じ街路灯が立ってるなど、雰囲気が似ているので撮影しました。
(時間:99分13秒、フィルムコミック:第4巻P103・1〜3コマ目)


車を降りた雫が掲示板の前を通り過ぎるシーンです。
実際にこの辺りの団地には掲示板が設置されています。
(時間:99分29秒、フィルムコミック:第4巻P103・4コマ目)


団地の目の前に聖司がいることに驚いた雫が道路に飛び出してきて、聖司と出会うシーンです。
作中では団地の敷地と歩道の間に高い植え込みがありますが、実際には植物がまばらに植えられているだけです。
また、作中では歩道と車道の間には何もありませんが、実際には低い植え込みがあります。
街路樹が一定の間隔で植えられているのは同じです。
(時間:102分06秒、フィルムコミック:第4巻P115・6コマ目)


聖司と雫の2人を乗せた自転車が車道へと出てくるシーンです。
街路樹は作中の方が鬱蒼としています。また、作中では画面左側にある時速40キロの速度制限の標識が、実際には少し離れた場所(写真左で車が停まってるあたり)に立っています(写真右)。
(時間:102分37秒、フィルムコミック:第4巻P119・2コマ目)


聖司が乗る自転車が坂道を登り終えるシーンです。
作中では道路右側にガードレールがあるのみですが、実際にはその外側に桜並木があります。
(時間:103分47秒、フィルムコミック:第4巻P127・1〜5コマ目)


自転車を降り、聖司と雫が「秘密の場所」へと歩いていくシーンです。
ここは聖蹟桜ヶ丘からはかなり離れた場所にありますが、作中のシーンとよく似ています。
(時間:104分17秒、フィルムコミック:第4巻P129・4コマ目)


読売ランドから見た新宿のビル街です。映画のラストシーンはここからの風景が参考にされており、スタッフが実際に読売ランドの鉄塔でロケハンを行なっています。
(時間:104分51秒、フィルムコミック:第4巻P132・2コマ目)

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